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私と子供に寄り添ってくれた保育園の先生

うちの子は口唇口蓋裂をもって生まれた。生まれてすぐに大学病院を受診し、最低でも今後三回は手術しなくてはいけない事を知った。とてもショックだったが、日々の生活に追われ時間が過ぎていった。
主人は自営業で、私は手伝いをしていたのでどうしても預けなくてならないときは兄弟の通う保育園で一時保育を利用する事にした。口唇口蓋裂故の注意点などを伝えて週2回ほど預けるようになった。一時保育の担当はいつも決まった先生で他の子達と同じように我が子を扱ってくれた。かわいがってくれた。病気に対しては必要以上にリアクションはしないが、手術前など私がナーバスになってる時は話を親身になって聞いてくれてとてもありがたかった。メンタルが不安定で、もう病気を受け入れたと思っていてもふとしたことで涙が出てくる状態だった。そんな時先生のお母さんが大変なときはいつでも話聞きますよと言ってくれてるような振る舞いがうれしかった。ベテラン先生で自分の母親の様な年代だったと思う。退職の日には感謝の気持ちを伝えながら当時を思い出し二人で泣きながら別れた。出会わなかったら何かが少し違っていたと思う。先生元気にしてるかな?我が子は今年卒園です。