未分類

先生の一言で乗り越えられた幼稚園生活

入園時、今までお母さんとべったりで、離れたことがなかった息子は、幼稚園に行くのが嫌で嫌で泣いていました。そうなることが事前に想定されていたため、プレ保育にも参加していましたが、周りのお友だちはお母さんを離れてダンスをしたり、先生のところに物を取りに行ったりする中、我が子は一切参加せずに不安を抱いていました。その時、とある先生が「お母さん、心配ですよね。子どもの柔軟性を信じてあげください。◯◯ちゃんなら絶対大丈夫です。」と優しく微笑んでくれました。この言葉がどれほど私を救ってくれたか。。しかし、前述した通り、幼稚園に行くのが嫌で、毎朝バスに乗せるのに必死な日々が続きました。そして数年後の卒園の時。あれだけ嫌がっていた幼稚園を今度は卒園することが嫌になった息子。プレ保育の時に先生に言われた言葉が蘇り、先生に今までのお礼と感謝を述べたお手紙を渡しました。我が家はバスでの送迎のため、直接先生とお話する機会は少なく、息子も目立つグループのお友だちと遊ぶのが好きなものの、本人は控えめなタイプで、正直先生の印象に残るタイプではありません。しかし、その先生はしっかりと息子のことを覚えてくださいました。卒園式の日、先生は私を見つけて涙を流しながら、「私も◯◯ちゃんのプレ保育のことはしっかり覚えています。それがこんなに大きくなって。。」と。私からしてみれば先生のあの言葉があったからこそ、幼稚園生活を無事終えることができたと感謝しかなく、式前だというのにお互い涙涙でした。素敵な先生に出会えたこと、この一期一会を大事にしたいと思っています。