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先生のおかあさんわかるよ!!に救われる日々

子供たちの通う保育園での出来事です。「保育園に行きたくない」という子供に戸惑う親も少なくないはずです。私もその一人で、初めての行事の練習が始まると泣きながら、登園をしぶりました。門の前で泣きじゃくる我が子、しかし泣き始めるのは家を出る前から始まり、ひどい日は前の晩の布団の中から泣く日もあるほどです。行事の練習も無理をさせるわけでもなく、子供のスピードに合わせて見守ってくれ、本人もその時は楽しく活動することもあり、帰る頃には元気いっぱいに遊んでいます。なのに発動される「行きたくない」宣言に親の心も迷います。「休ませたほうがいいのか?」「声掛けの仕方が悪かったのか?」必死に涙を流し、こちらに訴えてくる顔を見ると、こちらの目にも涙が溢れてきます。そんな時に先生が「おかあさんわかるよ」「おかあさんも毎日、泣かれたらつらいよね」と声をかけてくれました。「おかあさん、もっとこう伝えて下さい」ではなく、「おかあさんわかるよ」と共感する言葉に心がすくわれました。そしてその行事が無事に終了した日には、先生が涙を溜めて「おかあさんよかったね。楽しそうに頑張ってましたね。」と伝えてくれました。そして我が子は、その行事が自信となり、泣きながら登園することは格段に減りました。先生の「おかあさんわかるよ」で救われたのは、母親である私でした。