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忘れられない幼稚園の先生からの言葉

息子が幼稚園に入ったばかりの時のエピソードです。3歳で幼稚園に入園した息子は、当時まだオムツが完全には取れない状態でした。一人っ子っだったのでどうしてもオムツの卒業が遅くなってしまい、周りの同じ歳のお子さんはオムツを卒業している子がほとんどで、母親の私は「なんでうちの息子はまだオムツが取れないんだろう。」とかなり悩んでいました。幼稚園生活でも息子は時々漏らしてしまうことがあって、その度に先生にご迷惑をおかけして、私は肩身の狭い思いをしていました。漏らしてしまうと、幼稚園では汚れたパンツを洗って返してくれるのですが、忙しい先生にそんなことをさせるなんて・・と当時の私はとても気になって仕方がありませんでした。そこで先生に「息子はまだもらすことが多くてご迷惑をおかけするので、オムツにしておいた方がいいでしょうか?」とオムツを持参して幼稚園に相談に行ったところ、担任の先生が「息子さんにはオムツはもう必要ありません。失敗しながら覚えていくので大丈夫です。見守っていてあげてください。」とオムツを持ち帰るように仰ってくれたんです。「オムツはいらない。息子は大丈夫。」そう仰っていただいてものすごく安心したことが今でも忘れられません。先生が仰ったとおり、それからすぐにあっという間に息子は本当にオムツがいらなくなりました。幼稚園生活で周りのお友だちがトイレに行く様子を見て息子は自然に学んでいったんだと思います。もう15歳になった息子ですが、当時の先生の言葉は私にとっては忘れられないものになっています。20代の若くて可愛らしい先生でしたが、とても頼もしくて、素敵な女性でした。今でも時々思い出しては温かい気持ちになります。