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保育園の先生と20年ぶりの再会

私は保育園の先生が大好きでした。4歳の頃の担任の先生はいつもニコニコ優しい先生でした。今思い返すと、きっとあの頃の先生は新人の先生だったのだろうと思います。園児の私たちが毎日楽しめるように、保育室にはかわいいイラストが飾られていたり、先生が手作りで飾りを作ってくれたりして毎日一生懸命に私たちを保育してくれていたのだと思います。私自身も保育園に行くことが楽しみでしかありませんでした。そんな中、運動会の練習がはじまり、私は足が遅く走るのが苦手だったので、運動会当日もかけっこの途中で転んでしまい、転んだ恥ずかしさと、足の痛さで涙がでました。もう走るのをやめようかと思っていたら、先生が「大丈夫!一緒に行こう!」と手とつないで一緒に走ってくれて、無事にゴールできました。そのあとも、「あきらめないで最後まで頑張って偉かったね!頑張ったね!」と抱きしめてくれました。大好きな先生とは卒園以降会うこともなかったのですが、私が社会人として銀行で働き始めてしばらく経ったころ、「〇〇ちゃん?」と窓口にきた女性が声をかけてきました。誰だろう?と一瞬戸惑いましたが、優しい笑顔があの頃の先生と変わらないのですぐに気が付きました。久しぶりに会う先生は嬉しそうに「お仕事頑張ってるね!昔から頑張り屋さんだったもんね!」と言ってくれ、それからは来店するたびに声をかけてくれます。大好きな先生に再開して、今では私の仕事を通して先生が「頼りにしてるよ!」と言ってもらえるくらい成長した姿を見せることができてとてもうれしいです。