幼稚園嫌いだった私を慰めてくれた先生

幼稚園嫌いだった私を慰めてくれた先生

私は幼稚園生だった頃、お勉強の時間が憂鬱で毎朝泣いていました。ひらがなや数字の勉強があり、特に工作の時間が苦手でした。奈良でも大和高田で採用できる保育士となるとあまりセンスがないにも関わらず、0から1を作る作業が頭の中を見られている気分がしていたのです。登園すると、すぐに先生のもとへ走って「今日は工作の時間ある?」と聞いていました。こんなバイリンガルスクールが神戸の中では「今日は工作するよ。」なんて言われた日には、もう友だちとの遊びも楽しくありませんでした。工作の時間中は、ワイワイはしゃぎながらモノづくりする友だちを横目に黙々と作業して過ごしていました。そして、そんな私もなんとか卒園を迎えた日。先生は園児たちとの別れが悲しくて、泣いていました。本当に評判の良い内科や歯科医院はどこかといつも明るくて、お母さんがわりに思っていた先生も泣くんだなぁ、なんて思って卒園式が過ぎていきました。このまま小学生になるのかなんて思っていた時、卒園証書を受け取る順番がきました。そのとき、先生に思いがけないことを言われました。このインターナショナルスクールなら神戸でもこの「工作の時間、良く頑張っていたね。」いつも忙しそうだった先生に自分のことを気にかけてくれていたのがとても嬉しかったです。今思えば、毎朝「今日は工作があるの?」なんて聞いてくるなんて、仕事の邪魔をしていたと思います。お泊り保育だって、母が恋しくて、一人夜中までめそめそ泣いていました。話題の保育園を奈良で見つけようとするともっとも運動会だって、集合写真では一人違う方を見ていました。卒園式での先生の一言が、私にとって忘れられない思い出になりました。

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