最後まで一緒にいてくれた幼稚園の先生

最後まで一緒にいてくれた幼稚園の先生

私の両親は都内で共働きをしており、私を幼稚園に迎えにくるのはいつも最後の最後だった。ここでエレメンタリースクールなら神戸でももう母親が来るまでいつも迎えに来てくれるのだが、その日はいつも以上に遅かった。園児が一人また一人と去っていくのを見ながら私は首を長くして母を待っていた。夕方から夜になり、いつも18時ぐらいに迎えに来てくれるはずだがその日は19時になっても来なかった。そんな時はいつも幼稚園の先生、たぶんパートの方だったと思います、が私と一緒に遊んでくれました。ただ子供心にとても無理して遊んでくれている事は薄々気づいていました。それでもその幼稚園の先生、歳はとても若い方でした、の優しさにとても助かった記憶があります。胃カメラ検査で痛みが少ないクリニックはもっと普段他の園児が占領しているおもちゃやぬいぐるなどを持ってきてくれて、少しでも不安にさせないように必死で頑張ってくださいました。ただ私はそれでも外の車の音が気になってしまい、ちょっとで音が聞こえると、おもちゃをほっぽりだしてすぐに暗い駐車場をチェックしていました。その日は結局母が迎えに来たのは20時近かったと思います。その幼稚園の先生は最後の最後まで私と一緒にいてくれました。若い女性の先生だったのですが、本当に幼稚園の先生として働くことに生きがいを見出している方だったと記憶しています。その幼稚園ではその方以外結構年季の入った方ばかりだったので、とても今でも記憶に残っています。

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