自分で本を作りたいと言って、それに答えてくれた幼稚園の先生

幼稚園の記憶はかなり昔なのであまりはっきりとしたことは覚えてないのですが、それでも当時の先生はとても優しくて賢い方でした。外見もほんわか系のお姉さんでしたし、話し方もまったりとしていたので、特にその声で絵本を読んでくれる時間がとても好きでした。幼稚園には結構絵本が置いてあり、自分は運動が苦手だったのでよく絵本を読んでいました。幼稚園では運動系の生徒も多く、それとは正反対にインドア派で絵本が好きな自分は色々な空想や妄想をしていたと思います。絵のセンスは今でもそこまでないのですが、当時は色々な絵本を読んでその内容を絵に描いていたことも懐かしいですね。また絵だけではなく、自分でも色々なお話を書いてみたいという願いもあったらしく自作の作品を書いてみて先生にこっそりと見てもらった経験があります。内容はまあ日記に毛が生えたレベルのものでしたが、先生はしっかりと読んでくれて感想を伝えてくれたので、自分は大喜びをしました。本当にこういった創作物を否定せずに受け取ってくれるのは先生の鏡だと今でも思っていますし、何かと趣味で創作活動をやっている自分のモチベーションの原点だなと今でも感じます。その当時の作品は未だに残っているので、たまに押し入れから出して読み返しては先生のことを思い出しています。