嫌いなものを食べてくれた!大好きだった幼稚園の先生

私は好き嫌いがとても多くて、いつも母から「食べなさい」と怒られていたのですが、幼稚園の先生は嫌いな食材が給食に出た時に、こっそりと「先生が食べてあげるね」と言ってくれるので大好きでした。他のクラスでは無理矢理嫌いなものを食べさせようとする先生もいたので、自分のクラスの先生がとても優しい先生で良かったとすごく思ったんですよね。この先生のおかげで給食が嫌いになりませんでした。給食のほとんどが苦手なものが入っているのですが、先生がパクっと食べてくれるので笑顔になることができたんですよね。先生が私の苦手なものを「すごく美味しい」と言って食べるので、ちょっと食べてみようかなという気持ちになり、少しずつ好き嫌いがなくなってきたんです。怒って無理矢理食べさせられるよりも、先生のようにしてくれたら好き嫌いってなくなるんだなとあとで感動しました。あの時の先生って本当にすごい人だったんだなと今でも思います。決して怒ることはなかったのですが、やんちゃな子も先生の言うことを聞くようになっていました。子供たちに大人気の先生だったんですよね。大人になった今でもその先生のことをはっきりと思い出せるので、本当に驚きです。